# SAP トリガー - New IDoc (新規 IDoc)

トリガー - New IDoc

このトリガーを使用すると、オンプレミスの SAP システム、または企業のファイアウォール内にあるサーバー上の SAP システムからの IDoc をリッスンして受信できます。

以下の点に留意してください。

  • このトリガーを使用する前に、SAP システムで IDoc を設定する必要があります。

  • 現在、1つの IDoc は1つのレシピのトリガーによってのみリッスン可能です。複数のレシピを使用して同じ IDoc をリッスンすると、いくつかのレシピで IDoc が欠落することになります。Workato は近日中に機能強化を行い、この問題を改善する予定ですが、現時点でのシンプルな回避策としては Recipe Functions を使用できます。この使用方法については、後述のトラブルシューティングのセクションを参照してください。


# 入力項目

項目名 説明
IDoc name リッスンする IDoc です。ピックリストから IDoc 名を選択するか、IDoc 名を直接入力できます。ピックリストには、SAP システムのパートナープロファイルで設定された IDoc のみが表示されることに注意してください。
Release number 使用するべき IDoc リリースについては、SAP 管理者にお問い合わせください。デフォルトでは、Workato は選択された IDoc の最も古いリリースを使用します。

# 出力項目

このトリガーは、SAP から受信した IDoc のすべてのセグメントとデータ項目を出力します。このサンプルの IDoc では、EDI_DC40 および E1MARAM セグメントです。

New IDoc トリガーの出力


# トラブルシューティング

# 複数のレシピを使用して同じ IDoc をリッスンすると、いくつかのレシピで IDoc が欠落します。

現在、1つの IDoc は1つのレシピのトリガーによってのみリッスン可能です。複数のレシピを使用して同じ IDoc をリッスンすると、いくつかのレシピで IDoc が欠落することになります。

シンプルな回避策はコーラブルレシピを使用することです。1つのレシピを作成して IDoc をリッスンし、その後、他のレシピを呼び出して異なるワークフローを実行します。

TIP

コーラブルレシピは廃止されましたが、Recipe Functions コネクターを使用してこの例を再現できます。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14